クレジットカードの支払い方法
クレジットカードの支払い方法はいろいろあります。手数料(利息)がかかる場合と、かからない場合がありますので、ご自身の状況に応じて選びましょう。
分割払い、リボルビング払いは、クレジット会社やカードの種類によって、その方式等が異なります。
(1) 一括払い
クレジットカードの決められた支払日に、一回で全額支払うことです。手数料は無料です。
(2) 二回払い
二回(二ヶ月)に分けて支払うことです。二回に分けても分割払い扱いではなく、手数料は無料です。
(3) ボーナス一括払い
ボーナス月に一括で支払うことです。こちらも手数料はかかりません。
(4) 分割払い
クレジットカードを利用の都度、3回以上の支払・分割回数を指定して、分割して払う方法です。購入ごとに利用金額に対して手数料がかかります。
(5) リボルビング払い
利用金額や利用件数にかかわらず、毎月の支払いがほぼ一定となる支払い方法です。 未払い金額に対して手数料(利息)がかかります。 リボルビング払いには、「定額リボルビング方式」、「定率リボルビング方式」、さらに「残高スライドリボルビング方式」があります。 また、「フレックス払い」という変形的な支払方法もあります。
■定額リボルビング方式
《元利定額リボルビング方式 》
毎月、元金と利息の合計金額を定額(例:1万円など)で支払う方式です。支払額は毎月一定ですが、その中に利息の支払いが入っているため、元金が指定した額ずつ返済されるわけではありません。支払額に含まれる元金と利息の割合は、最初の方は利息が多く、支払いが進むにつれ元金の割合が多くなることになります。
《元金定額リボルビング方式》
毎月、一定額の元金と、月ごとの未払い残金を基に算出された利息の合算額を支払う方式です。元金充当額は毎月変わらず、利息の変動により毎月の支払い額が異なります。最初は利息が多くつくので支払い金額は多くなりますが、残額が減るにつれて毎月の支払額が少なくなっていきます。
■定率リボルビング方式
《元利定率リボルビング方式》
毎月、締め日における未払い残高を確定し、未払い残高に利息を加えた額に対して決められた割合(定率)で返済する方式。 残高スライド式の元利定率リボルビング方式以外ほとんど利用されていません。
《元金定率リボルビング方式》
毎月、締め日における未払い残高を確定し、未払い残高に対して決められた割合(定率)で返済する方式で、未払い残高(元金)に定率を乗じた返済額に加えて利息を支払う方式です。
■残高スライドリボルビング方式
毎月のリボルビング払いの未払い残額によって、最低支払金額が変わる変則的なリボルビング方式で、 残高スライド定額方式と、残高スライド定率方式の2つに分かれ、それぞれがさらに元利均等方式および元金均等方式に分類されます。
定額リボルビングの場合は「定額」が、定率リボルビングの場合は「定率」が、利用残高に対して変化(スライド)します。
《残高スライド元利定額リボルビング方式》
定額部分から利息を引いた金額を元金返済に充てる方式で、元利定額リボルビング方式にスライド制を導入したものです。
《残高スライド元金定額リボルビング方式》
残高スライド定額方式のうち、定額部分に利息を加えて支払う方式のことで、元金定額リボルビング方式にスライド制を導入したものです。
《残高スライド元利定率リボルビング方式》
借入残高に応じて、定率が変動する返済方式。元利定率リボルビング方式にスライド制を導入したものです。
《残高スライド元金定率リボルビング方式》
残高スライド定率方式のうち、借入残高に定率を乗じた額に利息をプラスして支払う方式。元金定率リボルビング方式にスライド制を導入したものです。
■フレックス払い
リボルビング払いの変形的な支払方法で、毎月の支払い金額を自分で設定できるほか、余裕があるときは、あらかじめ指定した最低支払額を上回る金額であれば、いくらでも支払うことができる支払方法です。一部のクレジットカードが採用しています。
●各方式の特徴
定額払いの場合、未払い残高の大小に関わらず返済額が一定(元利定額払いの場合は利息分の変動あり)であるため、残高が高額になるとなかなか元金が減らず、返済が終了しないという問題があります。
一方、定率方式の場合、未払い残高が小額になっても、少ない残高に対する一定割合しか返済できず、元金が減るにつれて返済額が減少するため、なかなか返済が終了しません。
残高スライド方式では、定額払いと定率払いの長所を組み合わせることで、両者の短所をカバーしています。
●分割払いとリボルビング払いの違い
分割払いは、商品の購入など、利用ごとに支払いが分割され、商品ごとに毎月の返済額が計算されます。分割回数の決定等は店頭で行います。
一方、リボルビング払いでは、毎月の利用総額に対して支払額が分割されます。 リボルビング払いは、店頭では一括払いとして扱われ、返済時に分割して返済を行うことになりますので、分割払い不可の加盟店であっても、リボルビング払いを利用すれば、実質的に分割払いが可能になります。